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■相手が心底欲するものを与えれば、心はなびく相手に与えるもののなかで、何を与えれば世渡りに役立つのか。 それは相手が心底から欲しているものです。 たとえば、リストラにあっている人にたいして、何をすればいいかを考えてみよう。 酒や食事をおごってもたいして意味はないし、すこしの金銭的な援助をしても、あまり感謝をされないだろう。月並みな言葉でなぐさめてもお互いにむなしいだけです。 求職の相談に乗ることは意味はなくはありませんが、それが就職に結びつかないと意味は半減します。それどころか、あの人にアドバイスしてもらって戦略を練って対策を講じたがダメだったと、逆恨みされかねません。 いちばんいいのは、就職先を決めてやることです。そういうものを与えてこそ、他人に恩を売ることができます。そこを見誤ると意味がなくなります。 だいたい人が与えてもらって喜ぶのは、仕事かお金と相場は決まっています。 条件がいい仕事、儲けの多い仕事を紹介してもらえば、収入はついてきます。 ひところ、ミツグ君の存在がしきりといわれましたね。女性に貢ぐミツグ君。物を貢のはもちろん、高級車で送り迎えをするアッシー君もミツグ君の一種です。しかし、どんなに貢いでも、一回もベッドをともにしてもらえない。 それはどうしてかというと、相手の女性が心底から欲しているものをあたえていないからです。 女性が欲しているものは、物やお金とはかぎりません。愛情かもしれないし、愛情なんかなくても見え見えのおだてでよいかもしれません。 心底から欲しているものを与え、満足させることさえできれば、女性だって自分から「抱いて」といってくれるでしょうに。 |
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