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■会話中、目線をそらし自分のペースに引き込め会話中、相手の顔から視線をそらすと、ふつうは「自信がない」とか「隠しごとをしている」と、受けとられかねません。 だから、一般的には「相手の目を見て話しなさい」といわれるますが、心理学的に見ると、会話中、あえて目をそらすことが効果的になる場合もあります。 議論を有利に進めたいとき、わざと目をそらすと、相手をこちらのペースに巻き込めることがあるのです。 議論の最中、相手から突然目をそらされると、そらされたほうは「自分は何か悪いことを言ったのではないか」と、ふと弱気になったりします。 「何か気にさわることを言ったのではないか」「シラケるようなことを言ったのではないか」と考えてしまい、その後、思いきって自分の意見を言いづらくなります。 そこで、心理的に優位に立つため、あえて自分から目をそらすというテクニックが成立します。そうすることで、相手を不安にさせれば、自分のペースで話を進めやすくなるというものです。 逆に、負けまいとして、相手の目をじっと見つめるのは、意に反して、相手の話を興味深く聞いているというサインになってしまい、「自分の話を聞いてもらっている」と相手を勢いづかせることにもなりますので、議論中に見つめるのはほどほどにしたほうがいいでしょう。 |
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