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女を泣かせたら、もう一度泣かせて記憶をうやむやにする


「涙は女の武器」といいますが、女性に泣かれて困る理由は、じつは根に持たれると厄介だからです。忘れた頃に「あのときは・・・」などと、チクチク言われてはたまりません。

すぐ泣く女性は、いったん感情が高ぶると、もう止められません。どんなになだめようがおかまいなしに、わめき、泣くものです。



ただ、ひとしきり付き合ってやれば、やがておさまるでしょうが、もともと「泣く」という行為は、ストレス解消につながるのです。涙の中にはストレスホルモンが含まれており、泣くことにより、ストレスが対外に排出されるため、心がすっきりと軽くなります。

しかし、すっきりした気分とは裏腹に、「泣かされた」という事実は残るのです。

★彼女が泣いたときは、「あの人がひどいことをして、私を泣かせた」という記憶をうやむやにさせるに限ります。だから、少し泣き止んだら、お涙頂戴の映画を見せて大泣きするように、仕組めばいいのです。

「映画でも見ようか?」
と、優しい素振りで誘います。何とか自分の機嫌を取ろうと努めている、と思い込ませるのがポイントです。

わかっていない男は、ここでコメディ映画や楽しげなミュージカルなどを選びます。陽気な気分になれるようにと、単純に考えているのでしょう。

しかし、それではフォローになりません。彼女がとくに弱い分野を狙い、悲恋ものや家族もの、子供や動物の話など、涙を誘うものを選ばなければなりません。できる限り、涙を流させ、さらにストレス解消ができるように取り計らってやります。

★映画を見て思い切り泣けば、「彼に泣かされた」という記憶から遠ざかります。ないようにのめりこみ、泣けば泣くほどいいのです。それだけ、あとあと泣かされたことを蒸し返されるような危険が回避されることになるのです。





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