学校では教えてくれないワルの心理術 | |||||
失敗を逆手に取り、ピンチをチャンスに変える | |||||
★いいニュースは、すぐに伝えない | |||||
★必死になって話さず、途中で黙ってみる | |||||
★くどいと思っても、相手はくどいと言えない | |||||
★初デートは「時間を忘れさせる」 | |||||
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■必死になって話さず、途中で黙ってみる「口数の多い人ほど口説くのがうまい」というのは、間違いです。機関銃のようにしゃべり続ければ、合コンでも注目は集まりますが、それが人気の度合いを示すわけではありません。 第一、必死になって話を続けるのは、みっともないです。クールに間合いを入れ、ツンも区を利用した話し方で、狙った相手を確実に落とすほうがいいです。 社交的で口の達者な人が座の中心になって、しかもターゲットに決めた相手が熱心に聞いていたとしても、焦る必要はどこにもありません。余裕ある大人に見えるよう、落ち着いて聞いているそぶりをすればいいのです。 ★頭の中では、ライバルの話をかっさらうネタを考える。ネタは、どうということのない平凡な話でも、何の問題もないでしょう。「間」をうまくとることによって、おもしろおかしく語るだけのことです。 たとえば、ライバルがユニークな体験談を披露したら、自分にも似た体験があると、おもむろに切り出す。そして、 「俺にも似たことがあった。ただ、俺の場合はちょっと違っていて・・・」 といった具合にいったん口を閉じ、数秒ほど黙る。 こうすると、話を聞いていた人に加え、ほかに気をとられていた人の注意を引けます。別の人と話をしていても、思わず顔を向けてくるに違いないです。ちょっとした間合いが入るだけで、人は「あれ?」と思い、話し手に注意を向けるのです。 ★間合いが入ると、その後に話す内容は、相手に強い印象を残します。間合いは、「これから大切な話に入るよ。準備はいいかい?」というメッセージなのです。 話し上手な人を観察すると、間合いの取り方が巧みなことがわかります。少し早口になったところで少し黙るなど、話す速さにうまく変化をつけながら、絶妙のタイミングで間合いを入れる。すると、話の内容がたいしたことでなくても、聞き手は興味を引かれ、自然と身を乗り出してくるのです。 この間合いのちょっとした沈黙は、仕事で人を説得するときにも有効です。じつは、よくしゃべる人より、普段は寡黙な人のほうが、相手を心服させることができるといわれています。 たとえば、商談で相手の出した条件が気に入らなければ、 「その値段では高すぎて買えませんね。もっと負けてもらわないと」 とはっきり答えても、さらなる議論が待っているだけです。 そんなときは、「う〜ん・・・」とうなって沈黙する。黙っていれば、角も立たない。さらに、相手は強く出すぎたかと勝手に思い込み、焦り始めます。 「では、○円ではどうでしょう? ・・・まだ高すぎですか? では△円では?」 などと、自分から譲歩してきます。こちらは神妙な面持ちで、内心ほくそ笑んでいればいいのです。
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