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■相手に尽くさせることで好意を持たせる★相手に自分への好意を持たせたければ、まず何か頼みごとをするというのも、ひとつの手です。 上司に仲人を頼んだり、仕事上の悩みを相談したり、同僚に仕事を手伝ってくれるように頼むなど、内容は何でもかまいません。本当に必要なことを頼めばこちらは助かるし、相手が好意を寄せてくれれば、こんなありがたい話はありません。 「好きな人には尽くしたい」という男女は多いですが、じつは、心理学によると、人は尽くされたから好きになるのではなく、尽くすから好きになるのだということです。誰かに何かを求められ、それに応じてあげることで、その人を好きになるというのです。 前提にあるのは、嫌いな人間には尽くさないし、頼みごともしないという心理です。 心をつかみたい相手に、ちょっとした頼みごとをしたとしましょう。すると、相手は好意を持たれていると感じます。人は嫌いな相手には頼みごとをしないと考えるからです。 人に好意を持たれて悪い気はせず、相手は気をよくします。さらに、頼みごとをされたことで、自分が相手から頼りにされていると感じ、優越感を覚えて満足します。 そして、実際に頼みごとに応じると、今度は自分が相手を気に入っていると錯覚し始め、相手を助けたのは悪く思っていない証、嫌いな人を助けるはずはないと考えます。こうして、自分の意思によってではないのに、「助けた」という行為によって、相手を好きなのだと思い込むのです。 ★異性の場合も同じで、目当ての人物には、何かにつけ「お願い」を持ちかけるといいです。仕事を手助けさせてもいいし、女性なら男に重い荷物を運ばせるのもいいでしょう。 「妹の誕生日に、何かプレゼントしたいんだけど、女性の好みってわからなくて一緒に選んでもらえないかな?」 などと頼めば、ちょっとしたデートもできて、ますます親密度はアップします。多少見え透いていてもかまいません。距離を縮めてしまえば、こっちのものです。 相手を操って自分を助けさせ、うまく立ち回れる局面は、確実に増えていくでしょう。 |
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