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相手に自分の顔の左側を見せるように右に座る


合コンに必要なのは、ほかを圧倒するような魅力とは限りません。そんなものを持っている人が、そうざらにいるわけがないし、第一、そんな人は、合コンに来ることもないでしょう。



★ルックスより話術より、確実に自分をよく見せるのは、座る位置です。

席は相手グループから見て、いちばん右側を選ぶことです。つまり、自分から見ればいちばん左だということです。さりげなく、その席に陣取ります。

人間は物を見るときに、無意識のうちに左から右へ視線を走らせます。横書きの文字を読むように、左から右へと目を動かし、判断を下しています。
加えて、「親近効果」という心理メカニズムがあり、いちばん新しい、直近の情報をもっとも重大だと思ったり、好きだと思ったりする心理のことです。

この二つの心理的効果を合わせると、一番右にある物は最後に判断され、しかも労せずいい印象を与えられることになります。自分の側のグループに、特別に目立つ存在がいない場合、この作戦は大いに効果が見込めます。

★また、互いに打ち解けてきて、席の移動が始まったら、気に入った相手の右側に座ることです。左右どちら側の顔を相手に見せるかも、重要なカギとなるからです。

人間の顔は、右半分と左半分で微妙に違っています。表情や感情がよく表れるのは、左半分の顔です。感情面を司るとされる右脳が、顔の左半分を支配しているためです。その結果、右半分より左半分のほうが表情が豊かになり、魅力的に見えるといわれています。

人物画のモデルたちは、たいていが顔の左側を強調するようなポーズを取っています。美を知っている画家たちは、真正面より、そして右側よりも、左側の顔が魅力にあふれていることを知っているに違いありません。

とにかく、狙った相手の右側に座り、左側のより魅力的な顔を見せ、デートのときも同じことです。相手に、自分の左側の顔を見せるポジションをとります。正面に座って向かい合った場合も、ちょっと斜めにして、左側の顔を見せるようにするといいでしょう。





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