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一芸に秀でた人」は非常識な人が多い




芸能界やプロスポーツ界のスーパースターは、子どもや若者の羨望の的ですが、一芸に秀でているだけで、年間何億、という大金を手にできます。

職業としても若い者の憧れです。

こういう一芸に秀でたスーパースターは、一般大衆から好意的に見られます。
ちょっと微笑んだだけで、いい人と見られるし、趣味を披露すれば、多彩な才能の持ち主ということになってしまいます。

ところが、一芸に秀でた人ほどやっかいで、人間的にも信用できない場合があります。
というのは、とことん一芸に秀でた人というのは、その一芸以外は並以下、ふつうの人よりはるかに劣っている場合が多いからです。


たとえば、大女優などは家事などあまりしないもの。

スーパーに買い物に行って、料理をして、選択をしてという、主婦にとっては当然のことをしないから、生活にリアルティーがないのです。
当然、感覚は庶民とずれていきます。

大女優にふさわしい生活をしてきたのだから、庶民として生きる知恵も努力も必要がなかったはずです。
そういう人に、世間と同じ常識を求めても無意味というものです。

最近は人生相談に芸能人がコメンテーターとして出演するテレビ番組が多いですが、悪い冗談としか思えません。
彼らは皆、普通人ではありません。

タレントとしてはすぐれているかもしれませんが、庶民的な常識や感情は欠落していることが多いものです。
この道ひと筋何十年という職人にも厄介な人がいます。

こういう人には、「素晴らしい芸ですね、巧みの技ですね」と、遠巻きに称賛しているのが無難で、個人的に付き合ったら耐えられないし、とんでもないことになる場合もあるでしょう。

裏返して言うと、他人の目や気持ちを気にするような人には、その道を極めることはむずかしいとわかるでしょう。





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