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借金は借りたい相手と同じ理由で断る


人にお金を貸すときは、自分のプラスに働くことが明らかな場合だけに限るべきです。下手に貸すと、後々とトラブルの元になります。

★借金の申し込みは、事前に察知して回避するのがベストですが、急襲を受けることもあります。



トイレでたまたま顔を合わせた同期の社員が、
「悪いけど、急に飲み会が入ったんだ。二万円ほど貸してくれないかなあ」
などと言い出すこともあります。

たいして親しくもない相手のほうが、借りやすいという厚かましい人は、どこにでも確実にいます。したがって、明確な理由をあげて、シャットアウトする必要があります。

★簡単なのが、自分の彼と同じ理由で、お金を使う予定があると切り返すことです。
「悪いな。たまたま僕も今日、学生時代の友人たちと飲む約束をしているんだ。僕こそ、誰かに金を借りようと考えていたところだよ」
同じ身の上とばかりに訴えます。

相手の事情と同じことをそのまま口にすればいいから、即座に返答ができて、ウソだと見破られにくいです。相手も、自分と同じ状態でお金が必要とわかれば、文句も言えないし、さらに懇願されることもないでしょう。

そんなときに、答えにつまり、
「そうだな、でも僕も余裕がなくて・・・」
などと言いよどんでいては、ろくなことはありません。「手持ちがない」「今月は、すでに使いすぎていて苦しい」「買い物の予定がある」
こんな理由だと、どれもありきたりで、説得力がありません。

平気で他人の借金を頼む人は、性格的にも問題があると、警戒して間違いはないです。そのため、「あいつはケチだ」「友達甲斐のないヤツだ」などと、社内で悪評を立てられかねません。

だからこそ、お金を貸せない理由は、ちゃんと納得してもらわなければなりません。その点、相手と同じ身の上だと言ってやれば、悪口を言われることも泣く、大事なお金も失わずに済みます。

この言い訳の仕方は、何もその日の飲み会など、急な話にとどまらず、相手が「家賃を払えない」と言えば、自分は「電気料金の請求書がたまっている」と切り返し、「確実に当たる馬券を買う金がない」と言えば、「パチンコですって財布が空だ」と応じます。

★借金を断るには、相手の納得する理由が必要です。とっさにウソの理由を考えるのは難しいですが、相手の理由を流用するなら簡単でしょう。





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