ビジネスで使える説得・交渉・口説きの心理分析 | |
【会議では「見えない心理作戦」を有効に使おう(8選)】 | |
会議でのリーダーシップの取り方 | |
会議を思い通りに進める空間の心理効果 | |
会議で反論を上手に抑える心理テクニック | |
リーダーの威厳を高める配席テクニック | |
円形テーブルでの心理的な効果とは | |
意見を通すなら断言の信じられない効果 | |
無用な反対意見を防ぐスティンザー効果 | |
相手の心を動かすのは、人数よりも団結の力 | |
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■無用な反対意見を防ぐスティンザー効果日本人の会議の場合、会議よりも、その前のいわゆる根回しが大事になってきます。自分の意見を通したいと思えば、同じ意見の持ち主と事前にちょっとした打ち合わせをしておくのが一つの手ですが、ここでは、無用な反対意見を防ぐための方法について、ご紹介しましょう。 ■心理学で言われるスティンザー効果を活用 @ 賛同者に、一言「賛成!」と言ってもらうだけでいい 同じ意見の人に、「私が発信した直後に、賛成の意思表示をしてくれないか」といっておけば、無用な反論を避けることができます。 ただひと言「今の○○さんの意見に、私も賛成です」と言ってもらうだけで、効果はバツグンです。 心理学で、「スティンザー効果」と呼ばれるものがあります。 これは、「ある発言のすぐあとに発言する人は、その発言に対する反対者であることが多い」というものです。 ここでは、その逆効果を狙うわけです。 A 反対者の発言チャンスを封じてしまう効果がある つまり、あなたの意見のすぐあとに賛同意見をいってもらうことで、予想される反対者の発言機会を奪ってしまうわけです。 反対者は、あなたの意見を聞きながら、すぐさま反論しようと躍起になっています。そこへ、絶妙のタイミングで賛同意見が出ては、発言のタイミングを失ってしまいます。その上、賛同者によってあなたの意見が強化されていますから、もしそのあとに反論が出ても、出席者に与える影響は弱まります。 結果的に発言直後の賛同意見は、その発言を二倍にも三倍にもバックアップするものなのです。したがって、もし仮に賛同したい意見が出たら、その直後にあなたが賛成意見をいえば、会議の流れ自体をコントロールすることもできるのです。
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