ビジネスで使える説得・交渉・口説きの心理分析 | |
【会議では「見えない心理作戦」を有効に使おう(8選)】 | |
会議でのリーダーシップの取り方 | |
会議を思い通りに進める空間の心理効果 | |
会議で反論を上手に抑える心理テクニック | |
リーダーの威厳を高める配席テクニック | |
円形テーブルでの心理的な効果とは | |
意見を通すなら断言の信じられない効果 | |
無用な反対意見を防ぐスティンザー効果 | |
相手の心を動かすのは、人数よりも団結の力 | |
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■円形テーブルでの心理的な効果とはたかがテーブル、されどテーブルというもので、テーブルの形が円形か四角かというだけで、話し合いの効果も微妙に違ってきます。ここでは、円形テーブルの心理的な効果について考察してみましょう。 ■円形テーブルは対等な発言権が持てる ★ 円形テーブルでは、リーダーシップが取れにくい 円形だと上座がつくりにくいため、リーダーシップがとりづらいといわれます。その代わり、出席者全員が自由に意見を出し合うには効果的です。誰に対しても対等な発言権を与えますので、和気あいあいとした会議が行えるのです。 ■円形テーブルでの効果の実験結果 面接の場で円形テーブルと角テーブルを使った場合、それぞれの面接者に対する印象がどう変わるかを調べたものです。 ★ 相手に好印象を与える これによれば、円形テーブルで話をしたほうが、面接者を、公平で、親しみがあり、権威的でなくオープンな人間であると評価しています。円形テーブルはやわらかいイメージと結びつき、相手に好印象を与えるわけです。 たとえば、ブレーンストーミングなどを行う際には、円形テーブルで行ったほうが効果的です。 加えて、人数に比べて少し小さめの部屋を選ぶといいでしょう。 通常の会議よりも込み合った感じになり、親密度が高まるとともに、男性同士なら攻撃性・競争心も高まりますので、より白熱した議論が期待できます。 ■円形テーブルでリーダーを発揮するためには ところで、もし円形テーブルでリーダーの特別な席を作り出さなければならない場合、どうしたらいいでしょう。 そういうときは、リーダー的存在の人の左右を空席にすることです。これによって心理的な角ができ、周囲とは一線を画することができるのです。
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