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大物は徹夜をしてまで働くようなことはしない

ビジネスマンの中には「自分がいかに寝ていないか」を自慢する人がいます。
「昨日も会社に泊まっちゃったよ」
「また終電なくなっちゃったよ」
「今日も朝まで飲んで寝ないで来ちゃった」
といったことを、どこか自慢げに話すのです。

おそらく、自分はそれだけ忙しいんだ、それだけタフなんだとアピールしたいのでしょうが、大物たるもの、間違ってもこんな人間になってはいけません。

理由は簡単で、睡眠不足だと精神的な余裕がなくなってしまうからです。



そのため大物にとって大切な「何ごとにも動じない」というポーズがとれかず、ほんの些細なことにイライラするようになるのです。

サンホセ州立大学の調査によりますと、睡眠時間の短い人ほど競争的で、他人と衝突しがちな傾向にあることがわかっています。また同じ調査では、睡眠不足の人ほど心臓病にかかる危険性が高いというデータも出ています。

反対に、睡眠時間の長い人は伝統的な考えにとらわれず、創造的な仕事をするという傾向にあることがわかっています。

なぜか最近イライラする、なぜか最近余裕がないという人は、まずは自分の睡眠時間をチェックしてみることです。気づかないうちに睡眠時間が減っていて、心が荒んで無意味に他人と衝突しているかもしれません。

そして、どうしても忙しくて徹夜をしたときには、意識して他人に優しく接することです。おそらく、優しすぎるくらいの心構えでいて、ようやく通常レベルの対人コミュニケーションがとれる程度でしょう。本来、大物は、もっとどっしり構えておかなければならないのです。

また、大物と「忙しくて徹夜」というのは、イメージ的にも結びつきにくいです。

大物ならばやるべき仕事はさっさと終わらせて、なるべく定時に帰ってしまうくらいでないと「噂」や「伝説」は広まらないものです。

ついでに指摘しておくと、徹夜明けで目の下にクマをつくってゲッソリしている姿も、大物には似つかわしくありません。

大物は軽く日焼けをして、マッチョで健康的なイメージがあるくらいがちょうどいいのです。見せかけだけの忙しさに酔うことなく、自分の大物感をアピールする術を考えるようにしましょう。





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