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■仕事に厳しい人にはプライバシーで妻や子どもを褒めよう仕事に厳しく生きている人ほど、仕事の人間関係において、プライバシーは関係ないと思っています。 こういう人はいくら仕事で密接な関係になろうとも、プライベートなことを話題にしないものです。 なかには、顔を合わせてあいさつをした後、「ここのところ雨続きで、いやですねぇ」などといったら、「いや、天気の話なんかどうでもいい。用件は?」と、とりつくしまがない人もいますね。 しかし、こういう人にも弱点はあるものです。 意外にも、それはプライバシーに属する家族のことです。 だから、相手の機嫌が良いときに、タイミングを見て、「ところで、部長、お嬢さんはもう高校生ですよね。部長に似ていたら、かわいいでしょうね」と、話を振ってみるのも良いでしょう。 「うん、美人だよ。高校3年生でね、音大を目指しているんだ」なんて、乗ってきたらしめたもの。 「音大ですか、じゃあ、幼少の頃からピアノかなんか」「いや、バイオリンだよ」 そう答える部長の顔からは、いつもの厳しさが消えていることだろう。 それでも、部長は気を取り直して、デレデレ顔を元に戻そうとしますが、うまくいかず、顔をゆがませながら、「そんなうちの娘のことなどどうでもいい。この条件でやってくれないと、うちもほかの取引先を考えることになるから。 よく検討してくれたまえ」なんて、偉そうにいうかもしれませんが、娘自慢に弱いということが分かったら、しめたもの。 きっと、相手は麻薬中毒のようになって、あなたに娘の話をしたがるに違いありません。 その相手は、あなたと離れられなくなり、あなたはビジネスを優位に運ぶことができるのは、間違いないでしょう。 |
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