学校では教えてくれないワルの心理術 | |||||
自分のペースに巻き込む | |||||
★仕事を断るときには、「あの人のほうが得意」と教える | |||||
★重要な仕事だと思わせる | |||||
★雨の日に訪問し、熱意を感じさせる | |||||
★断れない誘いから始める | |||||
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■重要な仕事だと思わせる自分の仕事をうまくほかの人に任せられるのも、ひとつの才能です。しかも、相手に「手伝わされている」と思わせず、それどころか、喜んで手を貸してもらえる方法があります。 たとえば、名刺や年賀状の整理です。自分の下に新人がついたら、いい機会だから任せてみるといいです。人名で50音順、会社ごとなどと条件をつけて整理させ、人名録を作ってもらう。検索しやすいようにパソコンでデータ化するよう頼めば、さらに便利です。 ★ポイントは、重要な任務を与えられたように思わせることです。 「どんな取引先があるか、覚えるのに役立つ」 「社名と名前を聞いただけで、どんな分野の仕事か想像できるくらいにならないと」 といった具合に、新人には当然の、重要なステップだと示せばいいのです。実際に取引先の社名と人名は覚える必要がありますから、相手も納得して仕事ができます。決して、 「半分は私的といえる作業をさせられている」と思わせてはダメです。 さらに、いかにも相手が有能であると見込んだかのように、 「ほかの人ではなく、あえて君に頼むんだ」 などと付け加えておくと、本人は俄然やる気を起こし、簡単な雑用も、重要な仕事として一生懸命に取り組んでくれるはずです。 大脳生理学によれば、本人が重要な仕事だと信じれば、ドーパミンのような神経伝達物質の作用で、やる気が起きるということです。やり遂げたときの達成感も強くなります。自信がわいて、さらに仕事に精を出す気も起きるという一石二鳥、いや、面倒な雑用も片付くわけですから、一石三鳥といえるでしょう。 たとえ単純なコピー取りでも、大きなプロジェクトのための大事な資料で、重役たちが出席する会議のためのものだと説明すれば、張り切って、いい仕事をしてくれるでしょう。
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