学校では教えてくれないワルの心理術 | |||||
自分のペースに巻き込む | |||||
★仕事を断るときには、「あの人のほうが得意」と教える | |||||
★重要な仕事だと思わせる | |||||
★雨の日に訪問し、熱意を感じさせる | |||||
★断れない誘いから始める | |||||
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■仕事を断るときには、「あの人のほうが得意」と教える仕事のできる有能な人間ほど、何でもかんでも仕事を抱え込んだりはしません。 とくに、多忙を極めるスケジュールなのに、上司が急な仕事を指示してきたときなどです。自分の普段の業務とさほど深いかかわりのない内容なら、その仕事にふさわしい人材として同僚を推薦すれば、波風立てることなく自分の仕事を減らせます。 誰もが納得するように表面を取り繕いながら、自分に都合のいい結果を引き出すのが賢い方法です。 ★同僚を推薦するためには、自分では力不足だと謙遜するといい。ただし、決して「できない」と言ってはダメです。それでは無能だと言っているようなものです。 たとえば、 「取引先への質問書や確認書のような、ビジネス文書の入力は得意ですが、図形が入った細かいパソコン作業は、○○さんのほうがきれいに見やすく作れます」 といった具合に、話を持っていくのです。 自分に得意分野があることを明確に示した上で、その仕事については同僚に任せたほうがいいと上司に勧めます。 手配から支払いまで、細かい気遣いの必要な取引先の接待にしても、 「その会社なら、担当者の付き合いは先輩の○○さんのほうが古くて、好みなども詳しくご存知のはずです。私が務めさせていただいてもいいのですが、○○さんのほうが、よりご満足いただけるのではないですか」 といった逃げ方もできます。 推薦を受けた相手の同僚は、面倒だと思いながらも、承諾するでしょう。形の上ではほめているから、恨みに思うこともないし、押し付けられたとは感じにくいです。 言うまでもありませんが、これが使えるのは、自分にとって重要度の低い仕事だけです。会社での評価にかかわるような内容の場合、同僚に押し付けるのは手柄を譲ることになってしまいます。
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